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業務概要business

私たちは皆さまが安心した生活が送れるよう電気通信設備の施工保守を行なっています。

Introduction無線設備の紹介

多重無線設備

多重無線通信設備とは一つの伝送路で 複数の情報を送ることのできる通信設備であり、全国の国土交通省の拠点や都道府県,さらに,内閣府や首相官邸などの中央の防災機関を結ぶ信頼性の高いマイクロ波多重無線通信システムです。防災に関する情報(水位、雨量情報、道路情報、地震情報、CCTVカメラ映像等)を多重化し、伝送しています。また、重要な情報についてはルートを二重化する等、更なる高信頼性を確保しています。
※画像提供日本無線
日本無線の許諾を受けて画像を使用しています

放流警報設備

多重無線通信設備とは一つの伝送路で ダム放流時の河川水位上昇による事故防止のため、サイレンやスピーカなどで川の下流付近の地域住民や一般利用者等に放流を事前に周知させ安全を確保するためのシステムです。
※画像提供日本無線
日本無線の許諾を受けて画像を使用しています

テレメータ設備

遠隔地の計測データを無人で収集し無線を利用して配信する装置です。
・河川・雨量テレメータ
 遠隔地の雨量、水位や降雪の計測データを観測
・道路気象テレメータ 
 風向・風速、気温、路温、積雪深等を観測
国土交通省、川の防災情報にも配信されています
※画像提供日本無線
日本無線の許諾を受けて画像を使用しています

CCTV設備

河川及び道路沿いに設置されており、河川及び道路状況を監視するためのカメラです。又、光ケーブルを利用し各事務所で状況の確認をすることができ、HP等でも画像の配信を行っています。

航空保安施設

多重無線通信設備とは一つの伝送路で 航空保安施設を含め、対空通信施設、レーダー施設等多数の施設があり、航空機を安全かつ円滑に運航するための設備になります。
下記に主に施工をした設備等を記載しています。
※用語及び説明は国土交通省(航空)HPより

航空保安施設
VOR
(VHF Omnidirectional Range)
超短波全方向式無線標識
方位情報を航空機に提供するものであり、VOR(無線標識局)を中心として航空機がどの方向にいるか知ることができる。
DME
(Distance Measuring Equipment)
距離測定装置
無線装置により、航空機に対して地上局より高精度の距離情報を与えるものであり、VORやILSと組み合わせて運用される
TACAN
(Tactical Air Navigation System)
極超短波全方向方位距離測定装置
軍用を目的として開発されたもので、極超短波を使用し方位及び距離情報を同時に提供する施設である VORと併設しVORTACとすることで民間航空用の標準施設であるVOR/DMEと同様な使用が可能
ILS
(Instrument Landing System)
計器着陸装置
着陸のため進入中の航空機に対し、指向性のある電波を発射し進入コースを指示する無線着陸援助装置である LOC、GS、T-DME、マーカービーコンの総称
LOC
(Localizer)
ILSの一部で電波により、最終進入中の航空機に滑走路の中心から左右のずれを示す装置
GS
(Glide Slope)
ILSの一部で電波により、最終進入中の航空機に適切な進入角を示す装置
T-DME
(Terminal DME)
ILSの一部で電波により、航空機に着陸点までの距離を示すための装置
対空通信施設
A/G
(Air to Ground Radio)
対空通信装置
航空機のパイロットと管制官が音声通信に使用するための装置
RAG
(Remote Air-Ground Communication)
遠隔空港対空通信施設
管制機関又は飛行場対空援助業務実施機関の設置されていない空港に設置され、当該空港を管轄する空港事務所若しくは、FSCの飛行場対空援助業務実施機関から遠隔運用されるVHFの空港用対空通信施設である。これにより要員が配置されていない空港等に離着陸する航空機との直接交信が可能となる。
RCAG
(Remote Center Air-Ground Communication)
遠隔対空通信施設
航空路管制機関(ACC)から遠隔制御されるVHF、UHFの航空路用対空通信施設である。これにより、遠隔地の航空機と管制機関との直接交信が可能となる。
ATIS
(Automatic Terminal Information Seurvice)
飛行場情報放送業務
当該飛行場の進入方式、使用滑走路、飛行場の状態、気象情報等に関する情報を飛行場に発着する航空機を対象に提供する設備
レーダー施設
ASR
(Airport Surveillance Radar)
空港監視レーダー
空港から約110Km以内の空域にある航空機の位置を探知し、出発機や到着機を監視・誘導するレーダー
SSR
(Secondary Surveillance Radar)
二次監視レーダー
航空機は、この装置から発する質問電波を受信すると、機上のATCトランスポンダー(航空交通管制用自動応答装置)から各機に固有の応答信号を発射し、地上のレーダー表示画面上に航空機の識別、高度並びに緊急事態の発生等を表示する。
MLAT マルチラテレーション
航空機の航空交通管制用自動応答装置から送信される信号を3ヶ所以上の地上受信局で受信して、受信時刻の差から航空機等の位置を測定する装置 空港面探知レーダー(ASDE)がカバーできない領域を監視可能で空港面移動の安全対策が向上
管制情報処理システム
TAPS
(Trajectorized Airport Traffic Data Processing System)
空港管制処理システム
統合管制情報処理システムを構成する処理系の一つ。管制官による飛行場管制及びターミナル・レーダー管制業務の実施を支援するための情報処理を行う。
TEPS
(Trajectorized En-route Traffic Data Processing System)
航空交通管理処理システム
統合管制情報処理システムを構成する処理系の一つ。管制官による航空路管制業務の実施を支援するための情報処理を行う。
FACE
(Flight Object Administration Center System)
飛行情報管理処理システム
統合管制情報処理システムを構成する処理系の一つ。フライトに関する情報及びその他運航に関する情報の処理・管理、並びに国内外の関係機関との情報の授受を行う。
ICAP
(Integrated Control Advice Processing System)
管制支援処理システム
統合管制情報処理システムを構成する処理系の一つ。トラジェクトリを基に算出した各種支援情報を管制官に提供する。